歯と歯の間にすき間がある状態
●発音がしにくい
●見た目が良くない
●食べ物が詰まりやすい
まず上唇小帯形成術を行い、その形態を整えます。その後、経過観察をして自然に閉じる可能性が低いと診断されたら、矯正治療を行います。
つまり、歯の大きさが小さい、または、顎(歯列・歯槽骨)が大きい事により、空隙歯列になります。
治療前
舌突出癖もあり、上下の前歯が唇側に傾斜し、空隙歯列を呈しています。
治療後
ブラケットとワイヤーによる治療を行い、空隙歯列は改善されました。
舌突出癖に対する筋機能訓練も行い、歯列・咬み合わせも安定しています。
<笑顔の変化>
治療前
治療後
上の前歯に5mm以上の大きなすき間がある場合は、正中埋伏過剰歯の疑いがあるので、レントゲン写真で確認しましょう。
初診時、レントゲン写真を撮ったところ、
正中埋伏過剰歯があったので、東海大学付属病院の口腔外科で過剰歯を抜歯してもらい、経過観察をしました。
正中埋伏過剰歯抜歯後、1年経過。
抜歯前と比べると空隙は小さくなったが、左側には段差(矢印)があり、横の歯が生えてきても自然な閉鎖は困難と判断し、床矯正装置による治療を始めました。
矯正治療開始後6か月、空隙は閉鎖しました。
床矯正装置または、ブラケットという装置を個々の歯に付けて、ワイヤーを通して歯を動かして、スペースを閉じます。
休診日:月・金・日・祝日・第二第四木曜
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